- 「このまま全部人のせいにして
流されるように生きたいか?」
せんせいのお人形は、コミコにて連載、完結済みの、藤のよう先生の作品です。
良くあるようなストーリーに、このタイトルはステキなミスリード。
「自分で自分の手綱をとるか?」
良くある話だからこそ、他にない深さが光る。

本棚一つについても、この言葉。

「これは
俺が育てて
俺を育てた本棚だから」
本を読んで、繋がること、智慧の眼が開く快感の描写がある希少な作品です。こちらまで、脳汁の中でも高純度な汁がキラキラと滲むようです。
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どうして勉強、学びがあるのか?
全ての学生さんに読んで欲しい。
絵、色合いだけでなく、漫画のモノローグのフォントもが物語ります。

漢字が大きく、かなは抑えられて、作品を一層心地良くしています。
毎日読める無料マンガは、夜寝る前に読むことが多いかと思いますが、寝る前のナイトキャップの一級品としておすすめできます。
それだけに、週間連載が終わってしまった時のロスは大きかったですが、4月に発売される3巻が楽しみです。
http://www.comico.jp/notice/detail.nhn?no=3610
連載が完結したとはいえ、また一夜ずつスマホで開く楽しさもあります。
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深くて心地いい。一話読む度に、花が咲くように。
だからこそ、時折破瓜する情動が心に刺さります。

老け顔、眼鏡、クーデレ(Cool+デレ)が好きな女性は更に幸せになれます。

あの視線の崩れなさ、ブレなさは素晴らしいですね(笑)
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