近年、セクシュアリティに言及する作品が多く描かれています。
「実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。」「性別が、ない!」などパンチある実録をはじめ、同性愛の作家さんによる「付き合ってあげてもいいかな」などのリアルなフィクション作品が今や多く出版され、性の多様性を私達に教えてくれる教科書以上の教科書が漫画です。
そんな性の多様性漫画に、とてもストレートな一石!
SNSで共感の嵐!ねじがなめた先生による「女の子が抱いちゃダメですか?」
ではなぜストレートなのかというと、「普通」との境がとても細くて、「自分は普通」という認識のすぐ隣にいること。
主人公は、一見普通の社会人女性です。
性格も一般的な女性のようだし、恋する相手も一般的な男性。
でもいざ付き合うと上手くいかない。
その理由は…。
「壁ドン」とか、「男性が女性の肩を抱く」とか、そんな扱いをされると「ムズムズ」してしまう。
ゾワゾワ~の手前みたいな感じですね。
好きでもない異性にそれをやられたら、嫌悪してしまうのはわかります!
しかし、恋愛している人にそうされて「ムズムズ」してしまって、辛いし、振られてしまうので悲しいのです。
小さな違和感。
でも新しい恋人とは、いざという時になって、相手もどこか普通になれない。
そこでスイッチが初めて入った主人公…!
『もしかして私…』
『「こっち」なの?』
モノローグも素敵!
主人公・美月は、性の目前で違和感を感じ、悩むのです。
ありがちに、異性に恋もすること。
だけど、付き合ったり、社会生活をしていて、「あれ?」という違和感を感じること。
実際、5月21日に公開されてから、SNSでは共感の嵐。
「めちゃくちゃ救われた!」
「ありがとう!」
「自分と同じ境遇の人が居るんだと安心した」
そういった声だけではなく、
「ギャップ萌え!」
「好きです、女攻め…」
などなど!単純に惹かれるという声も!
普通なあなたも、掘り起こしてみると、どこかしら「何か違う」かもしれません。
性癖に「普通」は無いのかも知れない
「普通」だって多様性の一つ
「女の子が抱いちゃダメですか?」の主人公・美月の場合も、「その程度は普通」と言われるかもしれません。
でも普通の範囲の枠引きが何になると言うのでしょうか。
普通との距離が近いからこそ、多くの人が持つかもしれない違和感。
主人公は、少なくとも現在の2話までの段階では、「サディスト」と言うには普段の性格が普通過ぎるようです。
サディストというよりは「攻め」という言葉がぴったりです。
肉体と性において、刺激するまでは静かに秘められている「攻め派」なのでしょう。
性を楽しむことができるのは、とても幸運なことです。
普通とズレているからこそ、その悩みを楽しみに変換できる。
突っ込んだことを言えば、SMの女王様の仕事を実録した「崖っぷちライターの女王様入門」などにもあるように、女王様需要というのは我々が思うよりとても多いようです。
「女の子が抱いちゃダメですか?」の主人公・美月も職業女王様にピッタリだとも思いますが…
でも、そういった話と違うのは、美月も、恋人も、お互いがやっと目覚めたばかりなんです。
『よくわからないけれど、私たち、相性最高なのかもしれません。』
そんなウブな展開がとても好ましく、過激な漫画を求めない読者でも楽しみながら、自分や他者の性と向き合うキッカケになるようなステキなマンガです。
「マンガワン」の連載は、性に向き合う作品がとても多く 、楽しく、考えさせられます。
主人公が、これからパートナーとどのように幸せを手に入れるのか楽しみですね。
普通でも、ちょっと違くても、すっごくレアでも、パートナーと巡り会えて、楽しむことを叶えてゆくステップアップは、読んでいて幸福が伝わってきます。
ねじがなめた先生について
BL「先生(オレ)の気持ちを答えなさい!」 などを描かれています。
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